昔は「ブドウ」と言っていた真夏のおやつ、今は「デラウェア」と呼ばれているこの小粒のブドウは、アメリカ原産、1855年オハイオ州デラウェアで命名発表されました。日本には明治5年(1872年)に輸入されたのが始まり。
ご存じのとおり、ブドウはワインや干しブドウの加工に使われたり、品種も多種多様で、近年は高値がつく高級ブドウも話題になっていますね。その中でもデラウェアは、自然交配種で広く親しまれている品種。
4月から輸入ものが出回り、国産が市場にやってくるのは7月~10月、ピークは8月~9月で、まさに今、太陽の光をたっぷりあびた路地ものが流通しています。
最近のブドウのトレンドといえば、ジベレリン処理による種無し、皮ごと食べられる品種が人気ですね。皮は食べられませんが、デラウェアは種無しの代表として人気があり、実離れがよく食べやすいのが特徴。
「夏休みのお子様のおやつにいかがでしょう」といつもスマートでエレガントな担当さんより。
日本人の果物の消費は年々減っているとか。
ジョッキビールばかり飲んでいないで、果物も食べましょうね。ハイ。