とやま未来青果塾は、地方創生および地域経済の活性化を図るため、「富山中央青果株式会社」と「富山大学」が産学連携・発足したプロジェクトです。
プロジェクトに賛同した地元富山県の生産者・仲卸業・飲食店・商店等が参加し、地域課題解決に向けた新たな事業の立案・実践を推進するための講座の開講などの取り組みを実施することで、生産者や生産物の付加価値向上を目指します。積極的な地産地消を促すことで、生産者の利益と自信向上へと繋げ、さらなる生産量アップを図ります。
青果塾の活動内容
子育て世帯応援商品「おこめとおやさい」のコンセプトは「6cmの小さな食卓」。
子育て世代の困りごとを解決するために、FABO(舟橋村農業ブランディング機構)と、同じく舟橋村の子育て支援センターぶらんこを運営する一般社団法人さくらんぼくらぶ、および富山中央青果株式会社が、約半年をかけて共同開発した子どものための体に良いおやつです。(ふなはしBazarオンラインで販売中)
原材料に富山県舟橋村のお米と県内各地の旬の野菜を使用し、「どうにかして子どもに野菜を食べてほしい」「安心安全な自然のものを食べてほしい」という子育て世代のお母さんの声から生まれました。
企画・開発・製造、全てオール富山で製造しています。
生産者と消費者をつなぐ試みとして、食品スーパーalbis(アルビス)と連携し、青果塾参加農家から直接仕入れた彩り豊かな新鮮野菜を販売しています。
青果塾では、生産者側が消費者ニーズを把握する為に、販売実績を参考にディスカッションを行い、商品開発を行っていきます。
今後更なる取扱店舗数の拡大と品揃えの充実を目指します。
2021年は和歌山県田辺市の「たなべ未来創造塾」で行われている熊野米プロジェクト、その販売などの取り組みについて講習会を実施、また福井県武生市で行われている「旬菜.com」の取り組みの視察をしています。グループワークや情報交換を行い、各々の生産現場における具体的な戦略を考え、販売方法の工夫に繋げています。
食や農業への関心、県産野菜への愛着心を高め、将来的な県産野菜の消費拡大と生産者の創出を目指します。県民に農業へ触れてもらうだけではなく、生産者が直接消費者とコミュニケーションを取り、率直な感想を聞き取る場としても活用しています。
栽培された野菜の特徴や使い方、生産者の紹介を行い、販売促進に繋げています。
県内の作物や加工品を使用したレシピ投稿やインスタライブの実施、ご当地キャラクターとのコラボレーション等、新しい取り組みも積極的に行っています。
県内で開催されるイベントに出店し、新鮮な県産野菜や旬の野菜スープを販売しています。
消費者に直接販売することで、生産者の想いやこだわり、おいしい食べ方などをありのままに伝え、消費者との貴重な交流の場を作っています。また、傷が付いている・形にばらつきがある規格外品も販売し、消費者の理解を得ながらフードロス削減に取り組んでいます。
青果塾の組織概要
自治体や民間企業、各種団体と連携した地域振興への企画立案及びコーディネート等、富山大学の地域連携に関するシンクタンク機能を担っています。
富山市公設地方卸売市場。
地元・富山県産青果物の「生産・流通・消費の拡大」を目指した取り組みを行っています。独自のブランド化、パッケージの刷新、などを通して、生産者や生産物の付加価値の向上に取り組んでいます。
生産者・商品のご紹介
安心・安全なおいしい野菜と
果物をつくっています
青果塾生の生産者の「想い」や「こだわり」をご紹介します。
「地域課題の解決」という大きな目標に向かって試行錯誤を行いながら、青果塾の活動で得た
知見やノウハウを自分たちの生産現場にも生かし、皆さまにおいしい野菜を届けます。
未来の食卓を更に豊かにし、食卓を彩る作物をつくっています。
フォトギャラリー