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旬のモノシリーズ・秋編4「古代地中海ロマンとフィグとブランデー」
2019-09-20

 

原産地は地中海沿岸。さまざまな神話にも登場する果実です。

古代エジプト、ギリシャなど、温暖で乾燥した地域で広く親しまれた甘い木の実・フィグ。

 

6千年以上前のメソポタミアで栽培されていたというフィグですが、最近の研究では、更にさかのぼって新石器時代の遺跡からも出土。世界最古の栽培品種化された果樹とされているようです。

 

比較的乾燥した地域、エジプト、トルコ、イランのフィグは生産量トップ3、乾燥フィグの輸出量も多く、特にトルコ、イラン産が有名。

また、パンやケーキなどのスイーツ、ジャムやコンポート、ソース、ワインや酢などの醸造用などの加工に適し、さまざま用途に使われています。

 

ここでオススメしたいのが、フィグの赤ワイン煮とブランデー漬け。

今夜は秋の月を見ながら、ほろ酔いオリエンタルロマンに浸ってみてはいかがでしょう?ロマニー…

※(今更ですが)お酒は20歳を過ぎてから。

 

画像を見て、もうおわかりかと思いますが、フィグはイチジクの英名。

いかがです?イチジクのイメージ、ちょっと変わりましたか?

 
旬のモノシリーズ・秋編3
2019-09-13

早朝のセリに、秋の実りを演出するあの品目が登場です。

旬のモノシリーズ・秋編 第三弾は、栗です。

 

9月に入って二週目、山田村の大粒の栗がずらっと並んで、セリも活気づいています。

 

縄文時代から栽培されてきたという栗、国内で栽培されているものは野生のシバグリを改良したものです。

昭和20年代にクリタマバチにより、ほとんどの品種が死滅しましたが、その後育成された抵抗性品種は虫害に強いと言われています。

 

栗はほぼ日本全国で栽培が可能ですが、主な産地は茨城県。また、丹波地方の「丹波栗」や、長野県小布施などでブランド化されています。

 

鬼皮を剥くのも大変ですが、更に渋皮を剥くのも一仕事で、近年消費が落ちているとか… 渋皮を取りやすくするには、ミョウバンを少し入れた水に一晩漬けておくといいみたいですよ。

 

最適な保存方法は1-2%の塩水で半日漬け、水けを切って冷凍。使う時は解凍せず、そのまま調理するのがいいようです。

 

突然ですが、カレーライスと日本酒って、けっこーいけるんですよ。おはぎで日本酒いける人もいるらしいんですが…

じゃぁ、栗おこわと冷酒、ためしてみるか…

 
旬のモノシリーズ・秋編2
2019-09-07

また暑さが戻ってきたところで、旬のモノシリーズ第二弾は、サツマイモです。

ほぼ1年中出回っているサツマイモですが、新物が流通するのは9月から11月。貯蔵物は翌年1月から春まで。

 

ホクホク系、ねっとり系… 品種や、産地での種類も多く、好みも様々。

現在、富山に流通しているのは、主に千葉産のホクホク系・主力品種の紅あづま。皮は濃い赤紫色、甘みが強いため青果用で根強い人気を誇っているとか。

 

そして近年ちょっとしたブームになっている店頭に設置された焼き芋機。

焼き芋は、子供からお年寄りまで今も昔も変わらぬ人気のおやつ。サツマイモは、お腹の調子を整えたり、カロリーも白米の1/3と、とってもヘルシー。

小ぶりの方が甘みを感じやすいということで、焼き芋にはMサイズ(画像:左)、太くて大きいもの(画像:右)は天ぷらなどにオススメ。

 

冷酒もいいが…今夜は芋焼酎でしめますか。イイネ!

 
旬のモノシリーズ・秋編1
2019-08-31

収穫の秋です。旬のモノシリーズ始動!第一弾・松茸(いつまで続くか?!こうご期待)

 

松茸というと、独特の香りを持ち、人口栽培ができず少量流通で高価と言われていますね。今でこそ、比較的安価な輸入ものが出回っていますが、なぜ松茸=希少・高価という公式が確立したか?

 

マツ属の根に「シロ」と呼ばれるコロニーを作って発生する松茸は、昭和初期には流通量最盛期を迎え12000トンを記録しています。それがマツクイムシによって松枯れが多発し激減。昭和後期から平成にかけて、高価な食材として市場流通するようになったということです。

 

現在、流通しているのは中国産、9月にピークを迎えます。そして国産が出回るのが10月から11月。同時にカナダ・アメリカ産、トルコ産がピーク。外国産は食味や香りが薄いなどの違いはありますが、成分はほぼ同じ。

 

写真は現在流通している中国産。国産よりやや柔らかいそうですが、見た目はあまり変わりませんね。

今回、松茸の撮影にご協力いただきました仲卸さま!ありがとうございます!!(感涙)

 

さて、県内もいよいよお米の収穫が始まりましたね。新米で松茸ご飯を炊くのが楽しみです。そして秋のもう1つの主役・サンマがやってきたら炭焼きバーベキューで…冷酒でしょ。

 
富山ブランド・呉羽梨 選果場より
2019-08-24

富山を代表するブランドの1つ、呉羽梨の出荷がただ今ピークを迎えています。

呉羽が1年で最も忙しくも賑わうこの時期、呉羽梨の選果場にお邪魔しました。次々と運び込まれる梨のバスケットがコンベアに流され選別され梱包され… 本当にたくさんの人が携わっているんですね。(感動)

 

富山平野を東と西に2分する呉羽丘陵で、梨の栽培が始まったのは明治30年代。土池弥次郎が「長十郎」の栽培を始め、昭和46年以降には全国に先駆けて「幸水」を導入。呉羽梨の名声が高まるきっかけとなりました。

 

夏の終わりに出回る早生の「幸水」は甘く果汁もたっぷりで、残暑をしのぐのに最高の一品。

呉羽梨のおよそ7割がこの「幸水」、そのあと出荷されるのは大玉の「豊水」、そして最後にしめくくるのが「新高(にいたか)」。近年は新品種「あきずき」も注目されていますね。

 

桜の終わる頃、梨の白い花が咲き誇り、夏から秋にかけて呉羽梨の直売所が賑わい、そして空気の澄んだ冬の日には立山連峰が映える… 呉羽丘陵は、季節の移り変わりを身近に感じることができる風情豊かな土地です。

 

そろそろジョッキビールから冷酒に移り変わる季節ですねぇ…

 
デラウェアとはブドウのことよ。
2019-08-09

 昔は「ブドウ」と言っていた真夏のおやつ、今は「デラウェア」と呼ばれているこの小粒のブドウは、アメリカ原産、1855年オハイオ州デラウェアで命名発表されました。日本には明治5年(1872年)に輸入されたのが始まり。

 

ご存じのとおり、ブドウはワインや干しブドウの加工に使われたり、品種も多種多様で、近年は高値がつく高級ブドウも話題になっていますね。その中でもデラウェアは、自然交配種で広く親しまれている品種。

 

4月から輸入ものが出回り、国産が市場にやってくるのは7月~10月、ピークは8月~9月で、まさに今、太陽の光をたっぷりあびた路地ものが流通しています。

 

最近のブドウのトレンドといえば、ジベレリン処理による種無し、皮ごと食べられる品種が人気ですね。皮は食べられませんが、デラウェアは種無しの代表として人気があり、実離れがよく食べやすいのが特徴。

「夏休みのお子様のおやつにいかがでしょう」といつもスマートでエレガントな担当さんより。

 

日本人の果物の消費は年々減っているとか。

ジョッキビールばかり飲んでいないで、果物も食べましょうね。ハイ。

 

 
壮絶なるピーチ・ピーク
2019-08-02

じめっとした日々から一転、危険な暑さが続きますね。こんな日はビールもいいけど、甘くてジューシーなあの果物をしゃくっといきたくなりますね。そう、桃です。

 

桃の産地といえばやっぱり山梨や福島ですよね。

桃は雨の影響を受けやすく、また風によって傷がつきやすいため、栽培管理がとっても大変。更に果樹はひとたび病気が蔓延すると、収量に大きく影響するといいます。

そして収穫は6月から9月の1年で最も暑い夏…

桃農家さん、今年もありがとうございます!

 

超ベテラン担当より「現在、山梨より大玉中心に入荷中。このところの干ばつと高温続きで、着色もよく、以前より糖度も上がっています」

果物の冷蔵庫に入ると、桃の甘い香りがふわ~と漂います。まさにこれが桃源郷の香り?

 

この時期、桃をはじめ果実部は繁忙期のピークを迎えています。お盆前、贈答用の果物が店頭に並ぶ頃…連日、男たちの熱い戦いが繰り広げられています。

熱いのは…毎年壊れる事務所のエアコンのせいか…?

帰って、ジョッキビールだな…

 
Toyama BLACK, The EDAMAME
2019-07-27

やっと梅雨あけ、熱いあつーい夏が来ましたね!

ついにジョッキビールが主役になる瞬間がきました。

そして、居酒屋のお通しの定番といえば枝豆。

とゆうわけで、今週は富山県の「一億円産地づくり」の戦略品目の1つ「富山ブラック」のご紹介。

 

大豆の未熟な種子を食用としたのが枝豆。白毛系や茶豆系といろいろ流通していますが、黒豆の枝豆はちょっと珍しい。「富山ブラック」は、黒大豆「たんくろう」の枝豆で、都市部の高級食材店にも並ぶブランド枝豆。

平成17年から射水市で精力的に生産が始まり、甘くてこくがあると評判です。

 

ところで枝豆の調製って大変なんですよね。機械化が進んでいる農業でも、1鞘1鞘、人が目視確認しながら、傷んだもの、黒ずんだものを見分けて1袋1袋丁寧に出荷されているのですよ。

 

枝豆は鮮度の落ちやすい品目、購入したその日のうちに食するべし。ゆで方が袋の裏に書いてありますのでご参照ください。

 

お通しはブラック、しめもブラック、会社はクリーンで、とにかく今日も乗り切りましょう。

 
新生姜とジョッキビールと私
2019-07-20

初夏に出回る新生姜。

みなさんご存じのように、生姜は強い殺菌能力があり、血行をよくして体を温める効果もありますので、よく漢方薬に利用されていますね。

 

茎の付け根が赤く皮の色が薄くてみずみずしい新生姜、店に並んでいるのはよく見るけど、扱い方がわからない人、意外と多いんじゃないですか?

そーゆーわけで、今回は新生姜の人気レシピをささっと紹介します!

 

その1 やっぱり甘酢漬け!

    皮をしごいて薄切りにした新生姜にさっと熱湯をくぐらせて、あとは酢と水、

    砂糖でつくった甘酢に漬けるだけ!

 

その2 豚肉との相性良し!炒めて弁当の1品に!

    醤油と酒に付け込んだ豚肉と、千切りした新生姜を炒めるだけ!

 

その3 冷蔵後に貯蔵して今夜の1皿・佃煮!

    醤油、酒、砂糖、みりんで煮込んで白ごまをふるだけ!

 

その4 イチオシ!ジンジャーエール!!

    薄切りにした新生姜をはちみつと水で煮込んでレモン汁を入れたら、

    冷やしてソーダで割るだけ!

    ジョッキでいこうか!ぐびっ!

 
令和新時代・㊇の地場産新モノシリーズ3連チャン!PART3.
2019-07-13

新モノシリーズ3連チャンの最終回は、富山県産のジャガイモ(馬鈴薯)です。

 

歴史上、飢饉に瀕した人類を幾度となく救ってきたジャガイモ(馬鈴薯)は、年間数回作付けが可能で生産性が高く、寒冷地でも栽培が容易。更に、ご飯よりも低カロリーの炭水化物で、みかん並みのビタミンCを含むというありがたい作物なのです!すごい!

 

品種は大きく分けてホクホク系の「男爵」、荷崩れしにくい粘質系の「メークイン」の2つに分類されます。富山県では主に男爵系のジャガイモを中心に作付けが行われています。

 

さて今日は、全農富山県本部の選別調製出荷施設を見学させていただきました。

今は早生の品種「とうや」の集荷・選別が始まっています。「とうや」は病害虫にも強く、表面もつるつるで美しいジャガイモ。

フライドポテトにして、ジョッキビール…いや、樽でビールおくれ!

新婚ほやほやのジャガイモ担当さんに乾杯です!

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