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バレンタイン・交配・ファミリー その心は?柑橘系
2020-02-06

デコポン、ポンカン、ちたぽん、いよかん、清美、せとか、はるみ、甘平、文旦… みんな柑橘系の名前です。名前を挙げるだけでも、混乱してきそうですが、皮が剥きやすかったり、種がなかったり、ジューシーだったり、特徴もさまざま。

 

近年、柑橘系は様々な品種を掛け合わせて数多くの品種が出回っています。あらゆるミカンは、いわばファミリーだったりします。

例えば、「デコポン」(写真左)は「清美」X「ポンカン」の交配種。正式な品種名は「不知火」。正確にはシラヌヒ系のエリートさんが「デコポン」。糖度13度以上、酸度1度以下の基準を満たしたものが「デコポン」として出荷されています。

「デコポン」の妹にあたるのは、「はるみ」。「デコポン」よりも皮が剥きやすく、出回る時期が2月のみ。春を予見させる香りからはるみと名付けられたといいます。

更に、「清美」は「不知火」と「せとか」の親でもあったりします。

 

中央の写真は「文旦」。原産は東南アジア、中国南部、台湾で、江戸時代に日本にやってきたと言われています。この文旦を先祖とするのが、夏みかんや八朔。文旦は収穫して数か月寝かせて酸味を減らして出荷されます。加工ではマーマレードなどにも使われるそうです。

 

こんなかんじで柑橘系のうんちくは果てしなく広大なのです。

ところで、もうすぐバレンタインですね。チョコと柑橘系って相性いいですよね。バレンタインの口説き文句はこれです。

「僕はチョコ。君は柑橘。甘酸っぱい君に、僕はとろける…」

デコピンものだな。

 
富山のカン(寒)・カン(甘)野菜
2020-02-01

カン(寒)・カン(甘)野菜とは?

その名の通り、寒さにあたって甘くなった富山県産の野菜のこと。平成23年度からスタートした雪だるまシールが目印の「カンカン野菜」プロジェクトも、だいぶみなさんの食卓にも浸透してきたのではないでしょうか?

 

雪国・富山では、厳しい冬を乗り越えるために、秋に収穫した野菜を雪の下で保存するという風習があるのを、みなさんご存じですか?野菜は寒さをしのぐため糖度を増し、更においしくなるのです。

 

「カンカン野菜」として出荷されているのは全部で16品目。ホウレン草、小松菜、アスパラ菜、人参、かぶ、大根、キャベツ、白ネギ、菜花、イチゴ、プチベール、オータムポエム、子持ち高菜、レタス、そしてサツマイモにヤーコン。

 

ところで「カンカン野菜」は寒ブリなどをコラボして、郷土の食材を盛り上げる役目も担っているとか。そこに冷酒も入れば云うことなし!

 
菜花は「みえの伝統野菜」の1つです。
2020-01-25

悩ましい暖冬に…しかし、天気ばかりは毎日どんより富山の空よ…

とりあえず気持ちを切り替えて、今週は菜花をご紹介。

 

春の訪れを感じさせる菜花ですが、三重産の菜花は富山市場には12月から入荷されています。需要期は早春の2月から3月。特にひな祭りには盛大に菜花の需要が高まります。

 

菜花といってもさまざまありますね。菜花は「菜の花」「花菜」などとも呼ばれ、アブラナ科の黄色い花の総称なのだとか。富山産は小松菜をとう立ちさせたものを菜花として出荷していますが、三重産など一般的に全国流通している菜花は品種改良されたものが多いそうです。

 

おひたしやからし和えでよく食べられる菜花ですが、サンドイッチにしてピクニックに出かけたり、アンチョビと炒めてバゲットにのせたり、簡単おもてなしパーティレシピにいかがです?ビールでもシャンパンでも白ワインでもいけますな。

左の写真はベーコンと菜花のペペロンチーノ、右はツナと菜花のゴマ油合え。三重の菜花はくせがなくてしっかりした食べ応えがあり、炒めても和えても箸が止まりませんな。酒が進む!

春が待ち遠しいですね!

 
富山県産ハウス白ネギ
2020-01-18

秋から冬にかけてハウスで栽培される富山の白ネギ。積雪の多い地方では冬場の園芸野菜は、農家さんにとっても貴重な収入源であり、消費者にとってもありがたい新鮮な地物野菜。

 

先日、魚津のネギ農家さんに行ってきました。ハウス内でスカート(下半分をマルチで覆うこと)をまいた白ネギが、ハウス内にびしーっと行儀よく整列、収穫されるのを待っていました。

ご存じの方も多いと思いますが、露地で育つ白ネギは土よせによって白い部分を長くしていきますが、ハウス栽培ではこのビニールシートをまくことで遮光し、白い部分を育成していきます。

そのためハウスネギは白い部分が比較的均一で長く、青い葉の部分まで柔らかいのが特徴。更に冬の寒さにもあたって甘味が増すので、鍋や煮物にオススメです。

 

暖冬とはいえ、やっぱり鍋の季節ですよね。今週も冷酒がうまいぞ!

 
見せてもらおうか。長芋の効能とやらを。
2020-01-11

雪のないお正月でしたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?令和2年、最初のオススメ情報は長芋です。長いものには巻かれた方がいいそうですね?

 

長芋はヤマノイモ課ヤマノイモ属。やまのいもには他に、「いちょういも(関東では大和いも)」、「やまといも(つくねいも)」、「自然薯」があります。長芋は、円筒形であっさり、水分が多く粘り少なめでサクサクしているのが特徴。

 

栽培は比較的容易で、1年中流通しています。主な産地は青森県と北海道。近年は生薬としての効果が注目されて、アメリカなどにも多く輸出されているとか。長芋はむくみや胃もたれ解消、また血圧の低下が期待されると言われています。

 

ただいま、富山市場には青森県の川西、北海道は帯広から長芋が入荷中。

画像を見てもらえるとわかりますが、おがくずのベッドに入って送られてくるんですね。これは輸送中の振動で折れを防ぐためと保存のためだそうです。傷みやすい長芋ですが、おがくずの中に入れておくと半年ほどもつとか。

 

個人的に好きな食べ方はとろろそば!ここに冷酒でもあれば文句なし!

今年もどうぞよろしく。

 
七草は英語でthe seven herb
2019-12-28

1年って早いですね…って思わず毎年同じことを言ってしまう年末がやってきました。

市場も世話しないムードに包まれています。

 

2019年、今年最後にご紹介するのは春の七草。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ 

みなさんに新鮮な七草を届けるため、七草農家さんはお正月からお仕事です。

 

1月7日、お正月料理にあきたら胃を癒すために七草粥を召し上がろう…と風習だけが広まっていますね。

そもそも七草粥は、新鮮な若葉を食べて自然の生命力をいただきましょう、というコンセプト。奈良時代に中国から伝わり、古代日本の習慣と合わさって江戸時代に5節句の1つとして定着したと言われています。

七草が手に入らなくても、できるだけ新鮮な菜っ葉類、白ネギ、青ネギ、三つ葉、法蓮草、小松菜、菜花、水菜…などでもオッケーだそうです。

冬に不足がちな栄養素を補い、また来年も元気に呑みましょう!

皆さま、よいお年をお迎えください。

 
ブロッコリーが嫌いだといった大統領は?
2019-12-21

もうすぐクリスマス… 1年でもっとも買い物したくなるシーズンですよね。

さて今週は何をオススメしようかと悩みましたが… クリスマスといえばカリッと揚がったチキンを囲んでみんなでディナー。そして、その横に添えられる鮮やかなグリーンのお野菜…といえば?

ブロッコリーでしょ!

 

ブロッコリーも1年中店に並んでいるので旬を感じさせない野菜の1つですが、国産の旬は11月から3月。ブロッコリーはアメリカなどから輸入されて、比較的安定して販売・消費される代表品目。

 

ただ今、富山市場に入荷中のブロッコリーは徳島産や愛知産が中心。徳島からは氷入の発砲スチロールの箱にきっちり並べられ、鮮度を保ちつつ大事に運送されてくるんですね。とゆうのも、ブロッコリーは収穫後すぐに低温保存しないと変色してしまう作物。1980年に低温技術の進歩により、流通が拡大されることとなったのです

 

ブロッコリーは、緑黄色野菜の中でもビタミンCの含有量は王様級。ミネラルも多く、風邪や生活習慣病予防にも効果的。茎も食物繊維が多いので、捨てないで短冊に切って食べましょう。

 

茹でても、炒めても、揚げても、おいしいブロッコリー。シンプルオススメレシピはマヨネーズととろけるチーズのトースター焼き。ニンニクとオリーブオイルとの相性もいいですよね。とくれば、やっぱり今夜は白ワインですね。メリー・クリスマーッス♥

 
かぼちゃ・南瓜・kabocha squash
2019-12-14

冬らしい品目を紹介してきましたが、今週ご紹介するのは夏が旬の果菜類に属するかぼちゃ。

さて、冬至が近づいてまいりました。12月22日に向けて、かぼちゃが巷を黄色く色づけしております。

 

なぜ冬至にかぼちゃなのか?冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないという民間伝承があるとか…

なんといっても、かぼちゃはビタミンA・C、βカロテン、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれているウリ科の野菜。特にビタミンEの含有量は野菜の中でもトップクラス!

 

ただいま富山市場には鹿児島やメキシコなど、温かい地方から立派なかぼちゃが入荷中。かぼちゃも旬を感じさせない1年中流通している野菜ですね。

 

ところで、とれたてより貯蔵した方が甘味が増しておいしくなる野菜っていくつかあるそうですが、かぼちゃもその1つ。貯蔵することによってでんぷんが糖に変わり甘くなるといいます。

 

オススメのレシピは、バターと生クリーム、コンソメで作るパンプキン・スープ。

お酒に疲れたら、あたたかいスープを召し上がれ。

 
ルージュの宝石・いちご
2019-12-06

さて、今年もあとわずかとなった師走の頃…ちまたを騒がすあのフルーツが登場です。

今週は、みんな大好きイチゴのご紹介。

 

イチゴの旬って5月ですよね?しかしながら12月といえばクリスマス需要でイチゴは全国でひっぱりだこ!全体的に果物の消費は低迷しているというのに、イチゴは比較的好調で、新品種の開発も各地で活発。

12月に出回るイチゴは、もちろんハウス栽培。イチゴは、温度や湿度、二酸化炭素濃度の管理など、繊細な栽培技術が必要で、冬場は暖房をつけるなど燃料費もかかるという、それはそれは手のかかる果物。

 

現在、富山市場には愛知の紅ほっぺが精力的に入荷中です。「紅ほっぺ」は酸味と甘みのバランスがよいと人気品種。また、果肉の赤い福岡の「あまおう」も贈答用として人気の一品。長崎からは「ゆめのか」、大粒で日持ちするのが特徴。

 

そのまま食べてもおいしいですが、ジャムやソース、アイスクリームなど、イチゴは加工でも大活躍の人気者。

オススメはイチゴのチョコかけに、ブランデーで一杯。クリスマスの夜にいかがでしょ?ふふふ…

 
音楽グループの方がいささか有名なゆず
2019-11-30

いよいよ朝晩の冷え込みがつらいこのごろ。牛岳も真っ白になりました。

12月22日(日曜日)は冬至… 冬至にむけて、市場もゆずや南瓜の引き合いが強くなってきました。冬至とくればゆず湯。とゆうわけで、今週はゆずのご紹介。

 

原産は中国の長江上流と言われていますが、生産・消費ともに日本が世界最大。

みなさんご存じのとおり、ゆずの産地は高知県。全国に流通しているゆずのおよそ40~50%は高知県から運ばれてきます。

昭和40年代までは埼玉県が主な産地でしたが、1970年代ごろから高知県の山間部で生産がさかんになり、四国地方各地で栽培されるようになったということです。

 

ホンユズとも呼ばれるゆずは、小ぶりのハナユと混同されることが多いようですが別種。ゆずはミカン属の柑橘類で木は直立巨木になり、病気にも強く耐寒性もありますが、結実まで10数年かかるという…

 

個人的なオススメは焼酎ロックにちょこっとゆずを絞って、スライスを浮かべてちびちびやる… 

今夜の肴は何にしようか…

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