ちょうど去年のこの時期に、サクランボについてご紹介しましたね。とゆうわけで、今年も第2弾「サクランボ通信♡2020」お届けします。今年はサクランボの歴史についてお話しましょう。
サクランボの先祖とされる「セイヨウミザクラ」「スミミザクラ」(野生のサクラ)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方から西ヨーロッパにかけて自生していたと言われています。紀元前70年ごろ、ローマ人によってヨーロッパ各地に伝えられ、大航海時代を経て、アメリカ大陸植民地化が進んだ17世紀に大西洋を渡ったと伝えられています。
日本に伝わったのは19世紀後半の明治初期、ドイツ人によって北海道に植えられたのが始まりだとされています。その後、東北地方に広がり、夏場に雨が少なく、昼夜の寒暖差が激しい山形県で栽培が盛んになったということです。
そして1912年(大正元年)、山形県東根市の佐藤栄助によって、主流品種の「佐藤錦」が誕生し、今日に至ります。
とゆうわけで、今年もミスター・チェリーにコメントいただきました。
「天候の影響で、やや少なく小玉傾向。しかしながら、これからでてくるサクランボは味的には甘味が強く、6月末から来月頭にかけてたくさん出荷されます。品種はもちろん佐藤錦中心です」
いつも優しく、穏やかなミスター・チェリー、お仕事お疲れ様です。
新型コロナウィルスの影響下で、産地で働く人たちにも、様々な問題が立ちはだかっていることとと思います。改めて、新鮮な青果物をつくる人、運ぶ人、売る人達に、心から感謝したいですね。